【MTGアリーナ】スタンダード?ヒストリック?ルールやフォーマットまとめ!

色々な遊び方ができるのがMTGの魅力。

その多種多様なルール(フォーマット)が、始めたばかりのプレイヤーを大混乱させます。

本記事ではMTGアリーナで遊ぶ場合に出てくる「スタンダード」と「ヒストリック」の2つを紹介。

ちなみに紙のMTGのルール自体は全部合わせて13種類もありますが、覚える必要はないです。

よくあるのが、

  • プロモコードで強そうなカード出たのに、なぜか使えない
  • 対戦したいのに、デッキ画面に「!」マークが出ていて選べない

といった疑問。

今回はMTGアリーナで楽しめるルール・フォーマットをご紹介します!!

目次

スタンダードは、その名のとおり「一般的な」競技ルールで人気のフォーマット

デッキ作成画面の左下から設定すると、使えるカードのみ表示されて便利です

たくさんあるルールのうち、MTGの中で最も人気のあるのが「スタンダード」と呼ばれるフォーマット。

「MTGアリーナで遊ぶ=スタンダードで遊ぶ」とイメージしてもらってOKです。

以下のような特徴があります。

スタンダードの特徴
  • 競技人口が最も多い、人気のルール(フォーマット)
  • カードを全然持っていない初心者でも参入しやすい
  • 新しいセットが発売するたびに、環境が大きく変わって飽きにくい

世界大会などの競技でも、このルールが使われる事がほとんどです。

ルールをざっくりと説明すると以下の4つ。

  1. 決められたセット(直近2年で発売されたセット)のカードのみが使用可能
  2. デッキの枚数は60枚以上(上限なし)
  3. 同じ名前のカードは4枚まで
  4. 基本土地(平地、島、沼、山、森)は何枚でもOK

※一部「禁止カード」と呼ばれるカードも存在します。
※「サイドボード」と呼ばれる、入れ替え用ホルダーも別途存在しますが、今回は簡単な説明のため省略します。

スタンダードの大きな特徴は、なんと言っても「ローテーション」でしょう。

使えるカード(セット)が定期的に入れ替わり、毎回環境がガラリと変わります

ちなみにスタンダードで使えなくなる事を「スタン落ち」なんて呼んだりします。

年に一度の「ローテーション」で、環境がガラリと変わる

現在のスタンダード2022(2021.09〜2022.09)で使用可能なセットは以下の通りです。

※一部発売前のものもあります。

  • ゼンディカーの夜明け
  • カルドハイム
  • ストリクスヘイヴン:魔法学院
  • フォーゴトンレルム探訪
  • イニストラード:真夜中の狩り
  • イニストラード:深紅の契り
  • 神河:輝ける世界(2022.02 発売予定)
  • ニューカペナの街角(2022.第2四半期に発売予定)

MTGは、毎年9月前後の新セット発売タイミングでローテーションが行われます。

ローテーションのタイミングで、古いセットが4つスタンダードで使用できなくなります。

※次回(2022.09前後)のローテーションでは、上述の「ゼンディカーの夜明け」「カルドハイム」「ストリクスヘイヴン:魔法学院」「フォーゴトンレルム探訪」がスタン落ちします。

ちなみに配布中のプロモコードでは、すでにスタン落ちしたセットのカードがもらえるものもあります。

そのため、「強そうなカードが出たけど使えない(=スタンダードで使用できない)」といった状況が発生するワケです。

MTGアリーナでは、ローテーションタイミングで救済措置がある!

MTGアリーナでは、ローテーション後にもプレイヤーがスムーズに楽しめるよう、いくつかの救済措置(粋な計らい)が用意されています。

  • リニューアルエッグと呼ばれるプレゼント
  • カラーチャレンジ達成で、デッキがもらえる
リニューアルエッグ:新スタンダードで使える個別カード報酬がもらえる

個別カード報酬を10枚受け取ります。9枚はレア、1枚は神話レアです。そのうち4枚はローテーション後もスタンダードに残るセットのレアで、残る6枚は『イニストラード:真夜中の狩り』のレア5枚と神話レア1枚です。

公式サイトより引用

また、MTGアリーナの場合には、カラーチャレンジを達成することで、スタンダードで使用できるデッキがいくつかもらえます。

2021.09時点での配布デッキ一例
カラーチャレンジ達成でデッキがもらえる

既存のプレイヤー全員にカラー・チャレンジで獲得できる10の多色デッキを配布します。このとき配布されるデッキは、集めたデータに基づいて初期バージョンからいくつか変更されている可能性があります。デッキに入っているカードを所持していない場合はカードも配布されますので、10のデッキすべてすぐに使用できます。

公式サイトより引用

ヒストリックはMTGアリーナ専用のルール!古いカードも使えます

上述の「スタン落ちしたカード」はどうなるの?もう使えないの?データの海へ消えるの?

スタン落ちしたカードは、「ヒストリック」というルールで使えます

  1. MTGアリーナに存在するカードが使用可能(ローテーションなし)
  2. デッキの枚数は60枚以上(上限なし)
  3. 同じ名前のカードは4枚まで
  4. 基本土地(平地、島、沼、山、森)は何枚でもOK

※一部「禁止カード」と呼ばれるカードも存在します。詳細は 公式ページ をご覧ください。
※「サイドボード」と呼ばれる、入れ替え用ホルダーも別途存在しますが、今回は簡単な説明のため省略します。

使えるセットが決められている「スタンダード」と異なり、ヒストリックは「MTGアリーナに存在する全てのセット」が使用できます。

単純に使えるカードが多いため、スタンダードとは桁違いな種類のパワーカード、コンボ、戦略が存在しており、愛好家が多いのも特徴です。

しかしながら、カード資産の多さも重要なため、初心者の方がいきなり飛び込むのはなかなか難しいといった現実も。

それらを解決するため、デッキがもらえるヒストリック入門用のイベント「Jumpstart」も開催されていました。

興味がある方は開催時にぜひ参加してみてください。

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